全司法本部活動日記 (Blog)

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「たった10分の面接で首切り?」  社保庁分限免職撤回を求めた厚労省前行動

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 本日昼休み、社会保険庁分限免職撤回を求めて厚生労働省前要求行動が、 国公労連・社保庁不当解雇撤回闘争本部が主催して行われ、全司法本部からも参加しました。

 解雇された全厚生の組合員39名を含む71名が処分取り消しを求めた人事院審理では、昨年12月26日までに全員の判定が出て、内25名が処分取り消しで、即日、職場復帰となりました。同じ分限免職であるにもかかわらず、不当にも3分の2は取り消しとならなかったものですが、人事院の判定基準となったのは、処分にあたって行われた面接の内容でした。しかし、この面接は、職場の実態を知らない本庁の課長などの管理職が地方に出向いて行ったもので、その時間も10分足らずの短いものであったことが明らかになっています。もちろんたった1回きりです。そんないい加減な面接で職員の首切りが決まっているわけで、人道的にも到底許されるものではないと思います。処分取り消し判定とならなかった全厚生の仲間は、各地で裁判提訴に打って出ています。支援しましょう。

(かどた)