全司法本部活動日記 (Blog)

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見出しのつけ方

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「全司法新聞」は、本部で原稿を作成し、ラフの割付をした後、「株式会社きかんし」という会社に編集・発行を委託しています。その「きかんし」で12日、「新聞編集基礎講座」があり、阿部書記長と私の二人で受講してきました。本部役員にも研修は必要ですからね。

さて、本格的な新聞作りの技術はさておき、職場新聞を作る際にも参考になる話があったので、少しだけご紹介しておきます。

新聞に大事なことは、企画、見出し、レイアウトの3つ。これは、職場新聞も同じですね。

特に見出し。私も教宣紙を作る時は、写真と見出しを見ただけで、できるだけ内容がわかるようにしようと思っているのですが、「講座」の中でも、見出しの重要性が指摘されて、時間をかけて講義を受けました。その内容から…

* 読者が、読む、読まないの最大の判断材料になるのが見出し。

* 見出しの役割は、①核心をズバリと、②一目でわかる簡潔さ、③一読でわかる明快さ、④すっーと読める語調、⑤印象に残るフレーズ

* テーマだけでは見出しではない。例えば、大会が開かれた記事について言えば、

「第20回定期大会開催 9月11日区民ホールで」… テーマだけ

「組織拡大が焦点に 新委員長に●●氏選出」 … 内容が書かれた見出し

 → 「開催」見出しはやめましょう

* 「…について」は見出しのタブー …「について」「に関して」はやめにして、具体的に内容そのものに迫るものにすべき

* 見出しをつける作業の流れ ①原稿をざっと読み、記事のポイントをつかむ、②記事のポイント(キーワード)を抜き書きして具体的にしていく、③10字前後の文字数でカタチにしていく、④10字前後で作った候補の中から「これは!」と思うものを主見出しにしていく、⑤見出しの形になったものを調整していく。

どうですか、参考になりましたか?

 写真は工場見学の時の阿部書記長。全司法新聞は、この機械で印刷されています。

(なかや)