全司法本部活動日記 (Blog)

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東京地連労働学校

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7月5日(土)、東京地連の労働学校に参加しました。
午前中は私が時間をいただき、先日、各地連・支部にお送りした「はじめて読む『国家公務員法』」(全司法標準カリキュラム案)の内容をお話しました。
午後は、東京メトロ(地下鉄)売店の非正規労働者の闘いを組織した全国一般労働組合全国協議会東京東部支部の須田光照書記長をお招きしての講演でした。
東京メトロの売店で働く「契約社員B」と呼ばれる非正規の人たちが、正社員や「契約社員A」と呼ばれる人たちと全く同じ仕事をしていながら、様々な面で差別されていることに対して労働組合を結成して立ち上がり、これまで二度のストライキを配置して処遇改善を勝ち取る中で、自信や誇りを取り戻していく様子が、困難な道のりも含めて語られました。

理不尽なことや「おかしい」と思うことがあっても「自分のせいだ」と思いこまされ、「我慢する」か「やめる」かという選択を迫られている中で、労働組合を作って立ち上がるという第3の選択が労働者に勇気を与えている一方で、日常の活動がおろそかになったり、「予定調和の活動」で終わっていることが労働組合の魅力を失わせているという指摘もされ、非常に参考になりました。

私は、全司法が「組織強化・拡大プロジェクト ~新たなJOプラン 2ndステージ」で打ち出した問題意識とオーバーラップするものだと感じました。

 

(なかや)