全司法本部活動日記 (Blog)

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うれしい加入

昨日、東京地裁支部でうれしい組合加入がありました。
全司法は今、「出納官吏の弁償責任訴訟」を支援してたたかっています。
これは、ある地裁で数年前に起きた職員の保管金横領事件に関わって、その職員が所属する係の係長だった組合員が、保管金を保管するポスト(出納官吏)にあったというだけで、868万円もの弁償を命じられたという事案です。
同組合員には、注意義務違反はなかったと主張して裁判をたたかっているわけですが、すでに弁償命令が出されていることから、これを支援するために、カンパにとりくんでいます。
東京地裁支部は、組合員だけでなく、広く職場にとりくみを紹介したところ、組合員ではなかった今回の青年が、積極的にカンパに応じてくれたのです。
支部の役員が「ありがとう」と声をかけたところ、「労働組合の活動に関心がある」との反応があり、昨日の働きかけで、加入することになったものです。
全司法はこの支援のとりくみを通して、「労働組合は、徹底して組合員の側に立つ組織だ」というメッセージを全国に発信しようと呼びかけてきました。
それだけに、加入は常にうれしいものですが、今回の加入はとりわけうれしいものです。
(中矢)