全司法本部活動日記 (Blog)

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家裁調査官の異動について、国会質問

1月13日、衆議院法務委員会で日本共産党の畑野君枝議員の質疑がありました。
もともとは「裁判官の報酬等に関する法律の一部改正案及び検察官の俸給等に関する法律の一部改正案」に関する質疑で、畑野議員の質問も夫婦別姓が中心だったのですが、家裁調査官の異動問題についても触れていただきましたので、ご紹介します。
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○畑野委員 司法の独立という点でお話がありました。そうであるならば、裁判所の職員の増員と待遇の改善も同時に進めるべきだと思います。
 家庭裁判所の調査官の異動先について、夫婦同居も含め、仕事と家庭の両立のためさまざまな努力を最大限すると、昨年四月、清水忠史議員に答弁されました。...
 どのような改善が図られたのか、今後も答弁の立場で対応するのか、伺います。

○堀田最高裁判所長官代理者 お答え申し上げます。
 平成二十七年四月十五日の当委員会におきまして答弁させていただきましたとおり、仕事と家庭生活の両立のため、さまざまな努力を最大限してまいりたいと考えているところでございます。
 職員個々の希望や、育児、介護といった家庭事情等を一層きめ細かく把握するように努めておりまして、今後とも、こうした諸事情に可能な限り配慮した異動を実施してまいりたいというふうに考えております。

○畑野委員 きめ細やかにという話がありました。ぜひ、現場の声をよく聞いて、引き続き対応をしっかりしていただきたいと思います。

議事録全文はこちら↓
http://www.shugiin.go.jp/…/html/kaig…/000419020160113001.htm

 

この課題の詳細については、「全司法新聞」(2206号、2014年11月20日付け)「シリーズ2014年秋の重点要求 その2 夫婦は同居、育児は父母の手で 家裁調査官の異動政策を見直せ」をご覧ください。

おいでやす全司法労働組合 - 全司法新聞 2014年11月20日(2206号) -