一太郎の利用終了
数年前、裁判所のワープロソフトは一太郎からワードに移行しましたが、本年度のパソコン更新時期までの間、暫定的に一太郎の継続利用が認められていました。
継続利用の終期が近づいたため、本日、最高裁当局から一太郎の利用終了(来年2月から一太郎をアンインストール)について説明があったわけですが、な、なんと・・・「ただし、裁判部に所属する裁判官、家裁調査官、書記官または速記官の中には、長年、一太郎を用いて事務処理を行ってきた職員を中心に、判決書のような非定型的で長文の文書を日常的に作成する事務をワードで支障なく行うに当たり、今しばらく習熟のための時間を要する職員もいることが想定されるため、そのような職員のうち所定の申請をし、承認された者については裁判所の標準ワープロソフトがワードであることを踏まえた利用とすることを前提として、2018(平成30)年度までの間、予備的なワープロソフトとしての一太郎の利用を例外的に認めることにする。」そうです。
一太郎を使うことをとやかく言うつもりはありませんが、ワードに習熟するための暫定期間じゃなかったの?しかも、ワードの操作に慣れるためにあと5年も必要だなんて・・・。
ちょっと説明に無理がありやしませんか?
また、業務上、一太郎の利用が必須である部署もあり、そうした部署でも継続利用できるそうなんですが、その理由の説明が「裁判所以外の機関に対し、添削機能を利用して、いわゆる見え消しの方法で意見を返す必要があるなど、業務遂行上、一太郎の利用が必須である部署については、今後も一太郎の利用は可能である。」って、ワードにも添削機能はあるんですけど・・・。
なんだかなぁ~な説明でした。詳しくは、全司法情報№2715を。
さぁ~、明日は朝ビラ&中央行動だぁ~!
※ 写真なしの文字ばっかですんまそ。
(あべっち)