上京団行動第1日目
昨日(14日)は秋の上京団行動第1日目の中央行動でした。
全司法からは全国各地連からの上京団参加者を含め、25名が参加しました。
朝11時からの総務省前の要求行動では、「賃下げ特例法」即時廃止、労働基本権回復、公務公共サービスの充実など公務員関係の要求をアピールし、庁舎前集会の後、参加者一人一人が総務省に要請書を提出しました。集会では、国公労連を代表して北海道地連の近藤書記長が賃下げの問題について決意表明。非常に整理された聞きやすい話でした。
この日は全労連・国民春闘規模の行動になっており、昼休みには参加組織全体での中央決起集会が日比谷野外音楽堂でありました。今の共通課題は、消費税増税中止、秘密保護法反対です。参加組織共通の国民的課題を軸に、各組織が自分たちの要求をアピールしていきます。「ブラック企業をなくせ、青年の使い捨てを許すな!」という訴えでは、井上議長も舞台に上がりました。
その後、国会請願デモを行いました。最高裁支部の鈴木さんと小島君、東京地連の新井さんという全司法の若手が先頭の横断幕を持って、国公のデモ隊に華を添えてくれました。
請願デモには日本共産党の議員団が請願受付に出てくれました(議員が請願を受ける形にしないと、国会にむけたデモはできません)。参議院では夏の選挙で初当選された、吉良よし子議員と辰巳孝太郎議員が出てくれていましたが、若い議員はいいですね。吉良さんはきれいだし、辰巳さんはカッコよかったです(とミーハーな私…)。
今日の行動の締めくくりは、社会保険庁不当解雇撤回の決起集会に参加しました。
社保庁の問題では、先日、朝日新聞の社説を載せましたので、問題の所在はおわかりいただけるでしょう。国公労連は、人事院の判定で処分取消にならなかった人たちの裁判闘争にとりくむとともに、ILOにもこの問題を提訴しています。資料として配布されたILOへの申し立て文はなかなか興味深いものだったので、ブログをお読みのみなさんにも、いつかご紹介できればと思います。
話を聞いていて、この課題は、公務員バッシングに立ち向かう課題であり、公務・民間を問わず使用者に勝手な解雇を許さない課題であり、そして、労働組合活動の自由を守る課題だと改めて感じました。
さて、全司法本部は、昨日を皮切りに月曜日まで集会・会議が続きます。今日は国公労連の行政研究集会です。
(なかや)