国会行動と全司法大運動
今日の昼休みは、「国会行動」がありました。
今開かれている第185臨時国会は12月6日が会期末ですが、会期をにらんで政府は問題のある法律を次々に通そうとしています。
中身を議論する前に、今後の社会保障改悪の道筋を先に決めてしまおうという「プログラム法案」は昨日、衆議院で可決されました。
先に参議院で審議していた生活保護改悪法案は、わずか8時間の審議で採決されました。
そして、審議を通じて問題点が明らかになってきた「秘密保護法案」も、自民・公明の与党が「修正協議」で野党を抱き込みにかかり、22日にも衆議院での採決が狙われています。
今日の国会行動で発言した宮垣国公労連委員長は、公務員制度改革法案と秘密保護法案の2つを「モノ言わぬ公務員を作るための法律」と批判しました。私たちにとって、他人事ではない法案です。
そういう情勢を受けて、全司法本部も参加しました(幸い、最高裁から国会までは徒歩数分の距離にあります)。
その後、全労連や国公労連の要求を持って衆参6人の国会議員の議員室を回り、あわせて、全国の組合員のみなさんに集めていただいた「全司法大運動」署名を持って、参議院での請願採択の要請に回ってきました。
さすが18年にわたる請願採択の実績もあり、全司法大運動については、署名を預かっていただいた議員も複数ありました。
その中の一人、民主党の前川清成議員は大学のクラブの1年上の先輩で、議員室に行くとたまたまご本人がおられたので、ご挨拶して帰ってきました。大運動については、いつもご協力いただいています。
(なかや)