全司法本部活動日記 (Blog)

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大分弁・・・

今日は、(と言ってるうちに日付は変わってますが・・・)8月の人事院の意見の申し出にもとづき、近く参議院の法務委員会で裁判官の海外出張(赴任)の際の配偶者同行休業法案が審議されるとのことで、仁比聡平議員の秘書の方が、国公職場の中でも女性職員が多い裁判所の実情を聞きたいと全司法本部を訪れました。

裁判所では、現在では出産した女性職員はほぼ100%育児休業が取得できる環境にあること、またその配偶者も育休が取得でき、男性職員の取得もだんだんと増えてきている、ただ、調査官や書記官、速記官などの資格官職の場合は正規補充職員で代替職員が確保できない場合は給源をOBに頼るしかなく、OBの方も年齢から来る体力的、気力的な問題で来ていただけない場合もある、なんて話をしている最中、秘書さんが突然、「阿部さん、九州(の人)ですか?」と尋ねてきました。「ええ、九州の大分ですよ。」・・・自分はてっきり、秘書さんが私のことを「てめぇはまたいかにも南方系の顔をしてやがるな」なんて思って聞いてきたのかと思いきや、「時々、『だけんね』という言葉がでるから・・・。うちの仁比(議員)も『だけんね』ってよく使うんですよ。」と。話しているうちに自然と打ち解けて、気付かないうちに方言が出ていたんでしょうね。

ちなみに、『だけんね』というのは九州の方言で『だからね』っていう意味、そして仁比議員は福岡の弁護士です。

東京に来て1年半になりますが、考えてみれば方言が全然抜けてないな。でも、この4月に東京に来た私の息子(小5)と娘(小3)はかなり標準語に近くなっているような気が・・・。学校で方言をちょっとバカにされて、子どもながらにイヤな思いをしたこともあったようですが、そんなこともあって方言が消えていったのでしょうか?つい最近まで、「○○なんで~(なんだよ)」って言ってたのに・・・。

私の方言が消えないのは、本部の九州人口密度が高かったせいもあるんでしょうね。あ~、なんか暑苦しい・・・。

ちなみに大分は結構な方言の宝庫で、

「しるしぃ」

「よだきぃ」

「しらしんけん」

など、愉快な方言がたくさんあります。みなさんも意味を調べてみましょう。

話を戻して、仁比議員の秘書さんとはその他にも、裁判所の女性職員の割合は高いけれども管理職に占める女性の割合はまだまだ少ないとか、当局も管理職の女性の比率を高めようと努力しているようだとか、仕事が忙しくなる中で残業も相変わらず多い職場があり、病休者も後を絶たないなどといった話を小一時間ほど行った後、私の雑駁な説明に満足いただけたかはわかりませんが、議員会館の事務所に帰っていかれました。

明日も忙しいです。おやすみなさい。

(あべっち)