全司法本部活動日記 (Blog)

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春闘期の最高裁交渉

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久しぶりの更新。何もなかったわけではなくて、あり過ぎて、ここに書く時間がありませんでした。書くべきこともいろいろあるのですが、ここでは最高裁交渉についてです。

 

3月4日が給与課長交渉、3月11日が人事局長交渉でした。この時期の本部交渉は、賃金を中心とした国公労連統一要求と、4月の発令に向けた昇格を議題としています。

労働組合全体の運動を見ると春闘期。民間で労働組合がある職場では、今まさに労使交渉で4月以降の賃金などを決めているところです。公務員の賃金は人事院勧告制度があって、今のところ労使交渉で決める仕組みになっていないのですが、民間の春闘に合わせて、私たち自身も政府や人事院最高裁に生活実態からくる賃金要求を出すことで、日本全体の賃金水準を上げていきたいということで、こうした交渉を持っています。ちなみに、国公労連は平均2万3000円の賃金要求を出しています。

そういう位置づけなので、賃金では最高裁から人事院などの関係機関に要求を伝えさせるのが交渉目的になります。あわせて、超勤縮減や評価制度などについては、裁判所内部の問題にも踏み込んで交渉しました。

昇格については、最高裁下級裁に昇格定数(予算)を配布する時期なので、必要な定数を配布することなどを要求しました。

交渉内容は、全司法新聞(3月20日号)などで確認していただくとして、ここでは感想などを中心に。

給与課長は人事異動があり、4日が初顔合わせになりました。まだお互いに距離感を探っている感じの交渉になりましたが、これまでどおり、職場実態や職員が感じていることを率直にぶつけていければと思っています。人事局長交渉では、それなりに問題意識を共有できた部分があると感じました。

回答としては、人事評価制度、事務官5級のあたりを読んでみてください。

 

今日(3月15~16日)は拡大中央執行委員会です。

(なかや)