全司法本部から新採用のみなさんへメッセージ ①
新採用職員のみなさん、おめでとうございます。副委員長の中矢です。みなさんを職場に迎えることができたこと、心から歓迎します。
さて、就職することを、よく「社会人になる」と言います。
「社会人になる」ってどういうことでしょう?
私は、社会の中で自分のポジション、スタンスを作っていくということではないかなと思っています。
与えられたカリキュラムの中で知識を身につけていくことが基本になっている学生時代とは異なり、就職すると、自分の意識の持ち方や選択で、職場での自分のポジションやスタンスが変わってきます。
みなさんには今日を出発点に、今後数十年にわたって、そこで働き、生活していく裁判所の職場の中で、しっかりした自分のポジションやスタンスを作っていっていただきたいと思いますし、そのために、いろんなことを学び、経験していってもらいたいと思います。
そうは言っても、個人が自分一人でできる選択や経験は非常に小さいものです。そうした時に、みなさんのお役に立てるのが、「全司法」です。
裁判所で唯一つの労働組合として、正式に認められた「職員代表」として、文字どおり裁判所の職場を作ってきた「全司法」だからこそ、みなさんをサポートできることがたくさんあると思っています。
積極的に仕事や職場に向き合いたいと思っているみなさん、ぜひ、全司法に入って、広い視野で自分のポジションやスタンスを作っていきましょう!
Profile
中 矢 正 晴
大阪支部(近畿地連)から選出。全司法労働組合中央執行副委員長
1963年8月10日生