全司法本部活動日記 (Blog)

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少年法課題など、畑野議員に要請

f:id:zenshiho_blog:20160112110856j:plain昨日(12日)の午前、阿部書記長と一緒に、少年法の適用年齢の引き下げ反対などをはじめとした全司法の要求課題について、日本共産党の畑野君枝衆議院議員に要請に行ってきました。

議員は衆議院の法務委員で、全司法大運動署名の紹介議員になっていただいています。

少年法の課題については、要請書のほか、全司法が作成した少年法リーフなどを手渡したうえで、適用年齢引き下げ反対の全司法の立場を訴えたところ、「重要な課題であり、党としても反対の立場で検討していく。」と述べられました。

その他、議員からは「裁判所の職員の方々が困っていることはないか?」と問われ、全司法の要求課題に関わっても多岐にわたって意見交換をさせていただきました。
(やまもと)

 

 

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.com/entry/2015/11/25/221152

全法務旗開き

8日の夜、全法務(全法務省労働組合)の旗開きに、本部メンバー全員で参加しました。

全司法が正式な旗開きをやらなくなって(昨年から在京の組合員中心に復活させていますが、まだまだ初歩的)久しいのですが、全法務はずっと継続しておられます。

参加者も本部・在京の組合員、地本の委員長等のほか、法務省の幹部職員や国会議員なども出席される格式の高い行事となっています。

私も「兄弟組合」を代表して、来賓挨拶をさせていただきましたので、以下に要旨をご紹介しておきます。

 ☆

新年おめでとうございます。今年も「兄弟組合」として、各級機関の役員同士はもちろんのこと、全国各職場で組合員相互の交流を進めていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

さて、全司法が結成されたのは1947年1月25日です。その年の5月に施行された日本国憲法のもとで、三権分立が確立されたのにあわせて、12月に全法省の仲間が分かれてできたのが全法務だということで、以後、お互いに「兄弟組合」と呼び合ってきました。

つまり、戦前の憲法のもとでは三権分立ではなく、司法省の傘下にあったわけです。裁判所は「天皇の裁判」をやる組織で、軍に関する事項も、行政に関する事項も裁判をする権限を持っていなかった。その一方で、時には国民の人権を抑圧する役割も果たしてきました。

今の憲法になって、公務員は「国民全体の奉仕者」となりました。戦争法の強行成立に関わって「立憲主義」という言葉がクローズアップされていますが、私たちも「立憲主義」のもとで仕事をしています。憲法を実行するのが公務員の仕事だということです。とりわけ、法務省や裁判所は人権を守り、憲法が予定するこの国の法的安定性を守るために存在する役所だと思います。

また、今の憲法のもとで、私たちは全人格的に国に従属する「天皇の家来」から、自らも人権が保障される「公務労働者」になったのです。いずれの意味でも、憲法こそが私たちの「立脚点」です。

今年は、私たちが関わっている様々な運動で「憲法を守る」ことがキーワードになると思います。大切なことは、憲法を守ることによってこそ、賃金も増員も、私たちの要求実現の展望も本当の意味で見えてくるのだということです。

この分野でも手を携えて、新しい展開を見せ始めた国民的な運動に結集していきたいと思います。今年も、よろしくお願いします。 

(中矢)

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日記(1月6日、7日)

6日の昼休みは、国会前の要求行動に参加。戦争法廃止だけでなく、消費税増税阻止、教育・社会保障の拡充、TPPからの撤退など、国民生活に関わる要求を国会にアピールする取り組みで、国会開会中、隔週水曜日に取り組みます。
夜は、国公労連の合同書記局開きに本部メンバー全員で参加しました。

7日は、各自が担当のデスクワークを中心に。
前日に提出した要求書をふまえて、「フレックスタイム制」に関するとりくみ方について意思統一。各地連・支部にも文書を発出しました。

この2日間、阿部書記長と長岡書記次長は、各地からの報告にもとづいて、システムの問題で最高裁と折衝を行っています。組合員のみなさんは「全司法情報」で確認してください。
(中矢)

2016年春闘「1・6新春宣伝行動」

全労連・国民春闘共闘は今日(1月6日)の朝、2016春闘のスタートを切る「新春いっせい宣伝行動」を全国各地で行いました。

国公労連・東京国公は早朝から虎ノ門に60人が結集して宣伝行動を行い、2500枚のビラとティッシュを配布しました。

全司法も本部の常任中執全員が参加。主に民間企業のサラリーマン等が利用する出口を担当しましたが、非常に受け取りがよく、準備していたティッシュを予定時間よりも前に配りきることができました。

春闘の最大の課題は賃上げです。国民生活を守るためにも、日本の経済を立て直すためにも、大企業の内部留保を活用して、昨年を上回る賃上げが必要。労働法制改悪に反対し、良質な雇用を守る課題ともあわせて、労働組合の社会的な役割と責任が問われている課題だと思います。そんな思いを込めて、「春闘が始まります、大幅賃上げを勝ち取りましょう」と声をかけて、ティッシュを配りました。

(中矢)

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新年最初の中央執行委員会

今日は、2016年最初の中央執行委員会でした。

議題は、

* 「『フレックスタイム制』の導入及び運用に関する要求書」の確立 (各地連・支部からの意見をふまえ、確立しました)

* 組織強化・拡大(12月10日現在の組織状況報告をふまえて議論)

* 第76回中央委員会(1月24~25日)の準備

などでした。

あと、組合員のみなさん、新年号はお手元に届きましたか?

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(中矢)