全司法本部活動日記 (Blog)

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安倍政権NO!代々木公園集会&大行進

春一番が吹き、上着を着ていると暑いぐらいの陽気だった昨日(14日)、東京・渋谷で「安倍政権NO!代々木公園集会&大行進」が実施され、全司法からも参加しました。

このとりくみは、多くの団体が主催団体となり、幅広い団体・個人が参加する行動で、この間の「立憲主義を守れ」「民主主義を守れ」という運動の広がりを感じさせるものとなりました。

「安保法制(戦争法)」が強行されてから約5か月、マスコミがとりあげる機会が減り、一部には「運動が下火になったのではないか」との心配もされているようですが、出発前の集会には4000人以上、デモのみの参加もあわせて1万人以上の規模で参加があり、改めて運動の盛り上がりを感じることができた集会でした。

政党からも民主(元総理の菅直人氏)、社民、共産、生活、維新の5党がそろい踏みで登壇して「野党は共闘!」のコールに応え、19日には「戦争法」の廃止法案を共同で提出するとの報告がありました。

休日の賑わいを見せる渋谷、原宿でのデモということもあり、参加者がプラカードを掲げたり、若い参加者はラップやHIPHOPのビートでコールをあげるなど、大きくアピールすることができたと思います。マスコミ各社も取材に来ていて、毎日新聞はなかなか臨場感のある動画をネットで公開しています(以下にリンクを張りました)

 さて、写真は、出発前の集会の様子と、全司法からの参加者。私が裁判所に採用された頃の全司法本部の委員長を務められた有村一巳さんも私たちと一緒に4キロのコースを元気に参加されました。

(中矢)

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最近の本部内での話題から

各機関で発行した教宣紙は、随時、本部に送っていただくようお願いしていますが、送られてきたものは、本部のメンバー全員で回覧して、楽しみに読ませていただいています。
時折、それを話題に本部内で議論したり、内容によっては、交渉の追及点として使わせていただくこともあるんですよ。
さて、記事の中でも、私が特によく読んでいるものが二つあります。
一つは、本部が主催または参加要請した会議や行動に参加された方の報告・感想の記事。参加者がどのように受け止めたかがよくわかるので、今後のとりくみの参考になります。
もう一つが、交渉・折衝の記事。とりわけ、対応当局に現実の権限がある独自要求でのやりとりを興味深く読ませてもらっています。
特に、要求が実現しない時に、当局がどういう理由をあげているのかに注目しているのですが、読んでいて思わず首を傾げたり、言い間違えか、聞き間違え、あるいは勘違いだろうと思うものがあったり、迷回答・珍回答が結構あります。

要求が実現しない時こそ「なぜ、実現しないのか?」、その「理由」を労使双方で共通認識にすることが大事だと思うのですが…。
珍回答に惑わされず、「おかしいな?」と思ったら、地連・本部に相談してみてください。

(なかや)

「フレックスタイム制」の人事院説明会

本部メンバーの3名がオルグに出ていたので、昨日(8日)、山本青年協議長と二人で人事院の「フレックスタイム制」の説明会に参加してきました。

公務における「フレックスタイム制」の導入(これまで研究職等には導入されていたものが、その他の職員にも入ることになるので、位置づけとしては「拡大」)は、昨年夏に人事院が勧告していたところ、1月20日に給与法と同時に勤務時間法が改定されて、導入が決まりました。

これを受けて、人事院が規則・通達の「改正」をすすめていたところ、2月5日にこれが公布されたことから、私たち労働組合にもその内容の説明があったものです。

「改正」があった規則は「人事院規則15-14(職員の勤務時間、休日および休暇)」、通達は「平成6年職職328」になります。

これを受けて、今後は裁判所においてどのような形で導入するのかが焦点になってきます。

全司法本部はすでに、この課題で最高裁に要求書を提出しており、各地連・支部に対しても要求書提出と当局との対応を指示しているところです。

(なかや)

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運動の具体化

1月24・25日の全司法第76回中央委員会、29日にあった国公労連の第146回拡大中央委員会を受けて、運動の具体化をすすめています。

決定された方針にもとづき、指示・連絡等の文書を本部からいろいろ出していますので、各機関役員のみなさんは、たいへんかもしれませんが、各地連・支部・分会等で検討して、それぞれの職場にあった運動を作っていってください。

本部のメンバーは今週末から、各地連等に春のオルグに入ります。

2月4~5日に井上副委員長が近畿、5~8日に長岡書記次長が東北、6~8日に阿部書記長が中部を訪問します。

主な課題は春闘方針の意思統一と組織強化・拡大です。会議への出席、集会、職場訪問など形態はさまざまなので、もし、集会・会議等の声がかかったら、ぜひ参加していただき、本部からの話を聞いていただくとともに、職場の様子を本部役員に伝えてください。

写真は、今日の昼休みの国会前行動(指示文書の写真を載せても仕方ないのでw)。月に1回、様々な課題を持ち寄って、国会にアピールします。今日は週末にオルグ予定のない私と山本議長の二人で参加しました。

(なかや)

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2016年国民春闘勝利!1・26総決起集会

26日、中野zeroホール(東京)で国民春闘共闘委員会・東京春闘共闘会議主催の2016年国民春闘勝利!1・26総決起集会があり、本部・東京地連から参加しました。

国民春闘共闘委員会(全労連などの労働組合で結成)は、この春闘で、

① 憲法違反の戦争法を必ず廃止すること

② ”地域”を基礎に「地域活性化大運動」などで暮らしをまもる課題でも共同を広げ、持続可能な地域社会、地域循環型の経済をめざすこと

③ 大幅賃上げを勝ち取り、すべての働く人々の実質賃金の改善・底上げを実現すること

の「三つの課題」に全ての組織が力を集中し、官民一体、全組合員参加型の運動を推進していくことを提起しています。

2月を「地域総行動月間」、3月16日を集中回答日として翌17日を春闘最大山場の統一行動とすることなどの取り組みが提起されていますので、今後、全国で官民一体のとりくみに結集していきたいと思います。

集会では各労働組合等から創意工夫した決意表明がありましたが、青年の決意表明で「派遣をやめたい」「生活できない」「奨学金が返せない」など、青年の実態を表したコールでアピールしていたこと、東京土建(建設労働者の労働組合)が「この間、公共事業の労務単価は34%上がっているのに、賃金は全く上がらず、ゼネコンの内部留保になっている」と発言していたことが印象的でした。
(中矢)

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