全司法本部活動日記 (Blog)

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「全司法大運動」請願採択(参議院)の紹介議員へお礼

 本日(12月18日)、東京は小雪がぱらつくこの冬一番の寒さとなりました。私(本部委員長)と中矢副委員長は、12月7日に閉会となった臨時国会において、「全司法大運動」の参議院での請願採択にあたり紹介議員となっていただいた5名の法務委員(有田芳生議員、糸数慶子議員、江田五月議員、仁比聡平議員:残念ながら前川清成議員事務所は不在)の参議院会館事務所を訪れ、お礼に回りました。すべて秘書対応ではありましたが、みなさん、快く応じていただきました。

 糸数議員の秘書は、今回請願が通ったのはお宅だけだったよ、よかったねというお話をいただきました。また、仁比議員の秘書は、事務所内に通してくれて、議員は不在でしたが、下記写真にあるようにお礼状を手渡す写真を撮らせてくれました。

 国会議員会館は、衆参とも新築されて、旧会館より事務所内がだいぶ広くなっています。中には、税金の無駄遣いを言うマスコミ等もあるようですが、国会議員に存分に役割を担ってもらうには、今程度の広い事務所は必須だと思います。実際、予算編成の時期などになると、団体や個人が各々議員事務所に多数訪問し、会館内や事務所内はごった返した感じになっています。それも議員によって差がありますが……。ただ、対応できる十分なスペースを確保しないと、国会議員としての役割も果たしにくいことは確かだと思います。

 下の2枚目の写真は、参議院会館1階のエントランスホールから国会議事堂を写したものです。威風堂々としたその姿は威厳があっていいですね。しかし、この十数年の立法化をみていると、単に重罰化や厳罰化といったことや、力をもった大企業や富裕層に有利な方向での流れになって、あまり深い議論がなされていないのではないかとか、その流れのなかで、明らかに憲法違反である集団的自衛権などがやすやすと提起されていると指摘する学者もいるように、選挙で選ばれた国会議員による国会での議論が形骸化し、力のあるものに阿(おもね)るものになってきているようにも感じます。私たち国民一人ひとりが政治の動きをしっかりと見極める必要がありますし、労働組合として要求に基づく運動をしっかりとやっていくことが大事ですね。

(かどた)

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